川越の古民家で古着屋をしている、小判鮫です。銀のアクセサリーは、裏を見ると出自が分かることがあります。この一本は、チェーンに3つの刻印があります。
刻印
チェーンには「MEX」「925」に加えて「MJ-01」。メキシコ政府が1979年から導入した登録刻印で、1文字目が製造都市、2文字目が銀細工師の頭文字、数字が登録順を表します。メキシコシティの工房で作られた、1980年代以降のシルバー925であることが刻印から分かります。トップにも925の刻印があります(トップの製造国は不明)。
意匠
階段状に重なる造形と、細かく打ち込まれた三角のスタンプワーク。その中心に、やわらかなピンクのコーラルがひと粒。サウスウエスタン調の意匠で、小ぶりながら手元で見ると彫りの密度に驚きます。チェーンを裏に通す「スライドトップ」なので、トップが裏返らず、ずっと正面を向いてくれます。
状態と合わせ方
全体に経年の細かな傷と、いぶしのような黒ずみがあります。石の欠けはありません。全長約55cmで、鎖骨より少し下、胸元の中心にトップが落ちます。Tシャツ一枚の上にも、シャツの開いた襟元にも。











